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月曜からカタコリ

ハッカーにも画家にもなれない

生理痛でここまで苦しむなんて思いもよらなかった

Diary

朝からけだるかった。
それが毎月恒例の憂鬱daysの始まりであることは薄々気がついていたけれど、こんな悪夢が待ち受けているとはつゆ知らず、私は生理に備えたしかるべき処置をしてから家を出ました。
多少の眠気はあったものの、特に何も心配しておらず、むしろ今日の練習に対する準備不足に関して不安を抱くばかり。


もう慣れっこにもなった生理痛。何とも表現しにくいため男性には想像がつかないだろうけれど、便秘とはまた違った痛み。じわじわとした刺激が局所的ではなく、下腹部全体に広がる痛みと嫌悪感。
私は軽度でも重度でもなく、いたって標準的な女子だと、周りの人の話を聞きながら思っていました。生理初日に試験とかバイトとか、頑張らないといけない用事がないかぎり、基本的には痛み止めも不要。
痛み止めは飲みすぎると効きにくい体になってしまう、という迷信を信じているため、痛くなってもできるだけ薬の世話にはならず、”緊急事態にだけ使おう”と考えていました。
その”緊急事態”に限って薬を持っていなかったから今日みたいになったんだけどね…


昼過ぎ、練習を終え、お昼を食べ、バンドメンバーたちと一緒に渋谷の某家電量販店をうろついていました。
卒業する我々から後輩たちへのプレゼントを買うため、ああでもないこうでもないと悩み始めた時、私は下腹部の痛みが正常値の範囲外に飛び出しつつあることを察し始めました。
ああ、薬持って来ればよかったな、と後悔したのもつかの間。どんどん私の下腹部は痛みを増し、当初はお腹をこっそりと手で押さえる程度だったものの、腰を曲げなくてはまともに歩けない事態に。
こんな時に限って、この”バンドメンバーたち”というのは私以外は全員男子。男子に囲まれながら生理痛に苦しむ私。その苦しみを隠しきれずに、お腹を押さえながら腰を曲げて歩く私…。
そしてついには、「あっちのベンチで座って待ってるわ…」と細々とした声で伝え、思い楽器ケースを引きずりながらベンチになだれ込み、お腹を抱えて座り込むことに。


「生理痛なんだな」ってことは全員にバレバレだっただろうし、バレてるけどなんて声をかけたらいいものか、どう助けたらいいものかと分からなかったのでしょう、メンバーたちは「大丈夫?」と声をかけてくれるのみ。
生理痛のことを言いたかったけど、言ってどうする。どうせもう察せられてる。「生理痛がひどいいい」「お、おう…」ってなるのが目に見えてる。大丈夫かと聞いてくれただけでもありがとう…。


今まで経験したなかで最悪の痛みを、こんな家電量販店で迎えるなんて!しかも周りに男しかいないなんて!
ベンチでうずくまっているものの、これ以上どうしたらいいのかもわからない。薬局に生理痛の薬を買いに行くべきなんだろうけど、もう50m先の薬局まで歩くことすらできない。メンバーの中の誰かに頼んで生理痛の薬を買ってきてもらうなんてこともできない。
生理痛の痛みのピーク値は天井知らず。なんだか頭も痛くなってきた。意識が朦朧としてきた時は、このまま貧血みたいにぶっ倒れてしまうんじゃないかと本気で心配になり、手に持っていた楽器をベンチに立てかけるようにしました。


その状態でどれだけの時間うずくまっていたんだろう。気が付いた時には次の予定の時間が迫っていました。男性陣はまだ商品を選んでいる。私は決死の覚悟を持ってそろそろと立ち上がり、彼らの元へ行き、「予定があるからお先に…」と声をかけてから家電量販店を出ました。
私は商品選びも手伝わず、ただただ座っていただけ…何のためにこの店に来たのか…。
重い楽器を背負いながら力を振り絞ってゆっくりと歩き続けました。ああ私はこのまま磔刑に向かうのか。しかし目指すべくはゴルゴダではなくマツキヨ。このまま息絶えるわけにはいけない…


なんて考えが浮かぶほど、腹痛と頭痛は変わらないものの、それからは意識だけはしっかり保てていました。とにかく何としてでも薬局に行って薬と水を買わなくてはいけない…。
光り輝くマツキヨに駆け込み、入り口付近に陳列されている水をGET。そして薬…薬はどこだあああああ。
ドラッグストアでしょ?!なんでこんなに化粧品だらけなの?!?頼むからまともに薬を売ってくれ。もっと薬屋さんであることをアピールしてくれ…


「鎮痛剤」陳列コーナーを探すのももどかしく、ようやくその奥まった場所を見つけた喜びもつかの間。
…種類多すぎじゃありませんか。
私が思っていた以上にこの薬屋さんはまともに薬を売っていた。その誠意はこの種類の豊富さから見て取れる。あたり一面の鎮痛剤。5秒前には夢にまで見た光景。しかしそんなに惚れ惚れとしている場合ではない。


「今だけお得!」「ポイント還元!」「お買い得パック!」
で、結局どれがお得なんだ。なんでこれとこれは倍以上も値段が違うんだ…てか安いやつは本当に効くのか。今効かない薬を買ってしまったら本当に困る。
なんでこんなに薬って高いんだ。男女
ええええいこうなったらもうなんでもいい!


とりあえずピンクの箱を買えばいいことは瞬時に判断できた。私はその中でも一番目立つように陳列されているものを掴み取ると、隣のレジへ突き進んだ。
「ポイントk…「ないです!」
「袋をお分けs…「一緒でいいです!!」
会計を済ませ、商品の入った袋をひったくり、楽器を意味のわからない化粧品に引っ掛けないように注意しながら一目散に店を出ました。



鎮痛薬は私の期待していた通り、いやそれ以上の働きをしてくれました。
焦る思いで薬を飲み込んだ、その15分後にはもう腹痛皆無。頭痛があったことはいつの間にか忘れていました。
どういうメカニズムなのかは一切理解できないけど、ここまで私を苦しめた痛みという痛みを全てかっさらってくれたピンクの箱に感謝。

【指定第2類医薬品】バファリンルナi 60錠

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【指定第2類医薬品】ノーシンピュア 48錠

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その後、私はけろっとした表情で、楽器を軽々と運びながら、優雅な1日を過ごせましたとさ。


いつの間にか鎮痛薬のアフィリエイト記事に成り下がってしまったこの記事を最後まで読んでくださった方に感謝。

それにしても、鎮痛薬って今やアマゾンでも買えるんですね…
さすがに今回の経験で生理痛には懲りたので、生理が近くなったらポーチの中に薬を常備しておこうと思います。

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